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2013年12月15日 JR桜島駅のロープ昇降式ホーム柵  

近年、大都市圏を中心に設置が進められているホームドア。

世にお目見えした当初は無人運転やワンマン運転を実施するにあたり要員を必要最小限にすることを目的としてものだったのですが、近年は駅に進入する列車に対する投身自殺やホームから転落よるといった人身事故を抑止することを目的としたものに変わっていきました。

初期のものは新交通システムによく見られるフルスクリーンタイプが主流でしたが、近年は高さを低く抑えた可動式ホーム柵タイプが主流となっています。

しかし、いずれもタイプも装置自体が重いためホームの補強工事が必携になることによる工期の問題やそれらを含めたコスト面の問題、導入するには車両の長さやドアピッチ、ドア数を揃えなければならず、ドア数の異なる列車が混在する路線では導入が困難となり、これらが普及を阻んでいるとも言われています。

現在はこれらを解決するために様々なタイプのものが研究・開発され、そのうちのいくつかは実証実験の段階にはいっています。
新技術の多くは首都圏が主となっていましたが、関西ではJRゆめ咲線桜島駅においてロープ昇降式ホーム柵の実証実験が2013年12月5日より開始されています。

ホーム柵全体の写真。
柵自体はワイヤーロープを用いたもので、今まで見てきた中では最も簡素な仕様です。

20131215_sakurajima-01.jpg

昇降装置自体はJR東西線に導入されたものからゲートを省略させた感じです。

20131215_sakurajima-02.jpg

昇降注意の警告が貼られている部分がニョキニョキと伸びる感じで、稼働時の接触事故対策としてセンサー検知による音声警告機能が組み込まれています。

20131215_sakurajima-03.jpg

客扱い時の状態。
開戸時はこのようにアームが伸びている。

20131215_sakurajima-04.jpg

車端部側。

20131215_sakurajima-05.jpg

昇降装置に付いている表示灯は上昇・下降とも点灯中ですが、これは開戸状態である時の表示で、昇降時は動作方向のいずれかが点灯、閉戸状態ではどちらも消灯しています。

20131215_sakurajima-06.jpg

ホーム柵設置により監視モニタが新設されています。

20131215_sakurajima-07.jpg

ずらりと並ぶモニタ群。
先頭から最後尾まで確認出来るようになっています。

20131215_sakurajima-08.jpg

モニタ群の右手にはホーム柵の動作状況を確認する表示灯が設けられています。
表示パターンは昇降装置に付いている表示灯と同じ。

20131215_sakurajima-09.jpg

西九条方にある出発信号機。
信号機の下に設置されている表示灯はホーム柵の開閉状態を示したもので、これにより運転士側での確認を行うようです。

この写真では「×」と表示されていますが、これはホーム柵が上がっている(開戸・客扱い中)状態。

20131215_sakurajima-10.jpg

こちらは「○」と表示。
ホーム柵が下がっている(閉戸・客扱い前または終了)状態。

20131215_sakurajima-11.jpg

桜島駅のホーム柵は2014年3月まで実証実験が行われ、2017年度中の実用化を目指す計画となっています。

今回のレポは以上です。
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