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2011年1月8日 紀伊半島巡る旅1 381系くろしお号  

1月8日から10日の三連休を利用して城廻の旅をしてきました。
約2か月ぶりの遠征となりますが、今回は夜勤明け帰宅後出発と言うタイトなスケジュール。

どうにか間に合って天王寺へ。
天王寺からくろしお1号に乗って本州最南端の駅・串本へ向かいます。

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2012年から置き換えの決定が昨年末に発表された381系に乗車。
くろしおを始めとする紀勢本線特急は紀伊半島沿岸部の観光と阪和間の速達列車と言う2つの側面があり、利用客層が異なりますが、基本的には複数名グループもしくは団体ツアーが多く車中は騒々しいので、ここではグリーン車を指定。

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数年前まで単線だった阪和線への連絡線は現在複線化されていますが、特急でここを通るのは初めて。

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阪和線内では快速列車に頭を押さえられてダラダラ~と進み、紀勢西線に入るといよいよ本領発揮かと思われたのですが、中央西線の「しなの」や中央東線の「スーパーあずさ」よりも線形的に厳しく、うねうねと進むようなルートがとられているため思っているほど早く進みません。

紀勢本線はイメージ的に海岸線を通るように思われますが、リアス式海岸の影響や比較的古い建設年代における土木技術上の理由から実際にはイメージされているよりも内陸部を通っています。

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実際に海が見えるのは入り江が奥に入り込む場所や海岸線沿いの平地があるような場所ぐらいです。

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くろしお用の381系はリニューアルされた際、新宮方の普通車をグリーン車に改造したため、窓配置とシートピッチが合わない箇所がでてしまうため、一部のシートピッチが変則的に長い箇所があります。
グリーン車にはフットレストが用意されているのですが、該当箇所はそこまで足が届かないため、その対策として足置きが別途用意されていいます。

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さて、くろしお号で使用されている車両が振り子電車の381系から非振り子の287系に置き換えられるということから所要時間云々の話題があるのですが、実際乗った印象だと振り子電車を導入するのは無駄です。

振り子電車は曲線が比較的長い区間が有利ですが、くろしお号の場合やや急な曲線がある以外に線形が左右にうねるように設定されていることと、建設年代がより古い紀伊田辺以南は線形そのものが悪いため、振り子の機能自体が威力を発揮しにくく、機能自体が無駄に使われているが故に快適性が損なわれるという本末転倒になっているのに過ぎないというのが今回の非振り子電車への置き換えへの結論の一つとも言えます。

さて、オーシャンブルーの105系と横目に。

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しばらくすると遠くに潮岬と思われる地形が見えてくると間もなく串本に到着です。

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11過ぎに串本に到着。

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ここまで乗ってきた381系。

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このあとは本州最南端の地、潮岬へ向かいます。

→次に続く。
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category: 関西地方

tag: JR西日本  くろしお号  381系 
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287系が特急「くろしお」に導入されることを巡る話  

283系が18両導入にとどまった特急くろしおに新型車両が2012年7月までに導入されることが先日の定例社長会見で明らかになりました。

該当列車に導入されるのは北近畿ビッグXネットワーク抜けに導入されることになっている車両と同系列の287系。
これまで381系・283系が振り子電車であったのに対し、こちらは標準的な非振り子電車となります。

・JR西日本11月定例社長会見
http://www.westjr.co.jp/news/newslist/article/1175072_799.html
・特急〈くろしお〉に287系投入(ホビダス鉄道ニュース)
http://rail.hobidas.com/news/info/article/124177.html
・くろしお”に287系を投入へ(鉄道ファン・Railf.jp)
http://railf.jp/news/2010/11/18/154900.html

くろしお号の系統で非振り子電車が導入されたのは、1985年にくろしお号増発のために東北・上越新幹線開業で余剰となった485系を充てた以来となり、予定通り営業運転が開始されると485系がくろしお号の運用から撤退した1986年以来26年ぶりの非振り子電車なります。

今回の発表時点では6両編成6本と3両編成5本の計51両が導入されることになっていますが、2010年時点でくろしお号系統の車両が在籍している日根野電車区にはオーシャンアロー用283系が6両編成2本と3両編成2本の計18両ですが、置き換えの対象となる381系がくろしお用の9両編成7本計63両(閑散期は中間3両を抜いた6両編成)、パノラマグリーン車が新宮方先頭車にあるスーパーくろしお用の基本6両編成5本および付属3両編成3本計39両、そしてグリーン車なしのモノクラス編成で国鉄色のライナー列車および団体・臨時用の6両編成4本の計24両で合計126両在籍しています。

これは全編成置き換えと言う流れではないようですが、おおよその理由は予算よりも車両メーカーの事情が大きいようで、近年のJR西日本の在来線電車は基本的に徳庵の近畿車輌と兵庫の川崎重工業車両カンパニーの2社に発注されるのですが、ここ数年の環境ブームや高度成長期に導入された車両の置き換え時期が迫ってきていることから国内外からの受注増加で製造が追いつかないといわれています。
また、JR西日本でも置き換え時期が迫った車両を多く抱えるようになってきたことから683系4000番台・521系・223系2500番台3次車・225系(0・5000番台)・287系・N700系と出してきているものの製造側のキャパシティ不足が車両置き換えを遅らせているとも言えます。

このため、「はまかぜ」のキハ181系ような26両と言う小所帯みたいな一括置き換えと言うわけにはいかず、数年間で段階的に置き換えと言う流れになると思われますが、まずは未更新で残されている国鉄色編成を中心に置き換えが進められるものと思われます。

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381系(体質改善施行車・くろしお用編成)

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381系(体質改善未施行車・国鉄色編成)

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283系

さて、くろしお号に導入されるのが非振り子電車と言うことで、スピードダウンは確実と言われていることから利用者減になるのではと言う懸念が出てきています。

まず、今回の新型車両導入は283系導入と高速化の時とは違ってJR西日本が自身の身銭を切っていることと、283系導入と高速化によって得られた効果は期待されるほどではなく、特に白浜~新宮は線形的・軌道的にも厳しいため、最初からルートをやり直さないと小手先の改良で終わってしまいますが、将来的に利用増にもならない路線にそんな費用を投じるのはリスクが高すぎます。
また、現実問題として沿線の自治体からの融資の可能性が期待できないが、381系の置き換え時期が迫ってきているという点も含めて今回の287系導入に至ったと想定されます。

これに関する批判はあると思われますが、結局のところJR西日本は上記のことを踏まえて合理的な判断をしたに過ぎません。

category: 関西地区の鉄道

tag: JR西日本  紀勢本線  車両置き換え  381系  287系 
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